松本雄貴のブログ

本。映画。演劇。旅。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

100回目「キリング・ミー・ソフトリー」(チェン・カイコー監督)

取り敢えず、ヘザー・グラハム演じるヒロインの行動がアホ過ぎて…。ムカつく。 ムカつきたい時に観るといいかもしれない。 キリングミーソフトリー、タイトルの語呂は良くて、つい口ずさんでみたくなる。 それくらいしか書くことないなぁ。 キリング・ミー・…

99回目「音楽」(三島由紀夫:新潮文庫)

解説で澁澤龍彦が書いているように、『音楽』は三島由紀夫の作品群の中では主流ではない。マイナーな作品である。しかし、個人的には『仮面の告白』や『金閣寺』のような代表作より、この『音楽』の方が好きなのだ。理由は、他の三島作品を読んだ時に感じる…

98回目「ロフト」(エリク・ヴァン・ローイ監督)

ググってみたら、日韓合作の同名の映画があった。シンプルな題名なので被る事もあるだろう。今回は日韓の方ではなく、ベルギー映画である。思えば、ベルギーの映画を観るのは初めてかもしれない。 ロフトとは日本語で「中二階」という意味である(厳密には違…