2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
三島由紀夫の「仮面の告白」は、高校生の頃に始めて読んだ。それ以降は読んでいないので、恐らく約20年ぶりの再読だ。内容は殆ど覚えていなかったが、「糞尿汲取人」という単語だけは鮮明に覚えていた。薄学な高校生にとって、三島由紀夫は難解であり読了…
登場人物の関係性がごちゃごちゃとしており、最初の10分程はなかなかストーリーが掴めなかったが、途中から人物の関係性が分かってくると面白い。脚本がよくできている。コールガールとして働く女性が、演出家の客と出会う。彼女を気に入った演出家が彼女…
10代の頃は、戦争映画にアレルギーを持っていた。特にハリウッド産の戦争映画に対しては、どうせアメリカ側の正義を一方的に押し付ける映画だろうと決めつけていたので、殆ど見ていない。 20代になって「プライベートライアン」とか「地獄の黙示録」とか…