日々の読書日記

読書の忘備録です

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

133回目「蒲団・重右衛門の最後」(新潮文庫)

作家のクズエピソードはよく聞く。太宰治なんかを筆頭に。文学、とりわけ純文学というジャンルは、なんとなく「ダメ人間告白合戦」「特殊性癖告白合戦」のような趣がある……ような気がする。自身の屑人間ぶりや性癖を、虚飾なく正直に書けば立派な文学である…

132回目「騎士団長殺し」(村上春樹:新潮文庫)

村上春樹氏は有名人なので、皆さんがだいたいの粗筋を知っているという前提で書きます。 文庫本で全四巻(第一部2巻+第二部2巻)。のべ1300頁くらいあり、かなり長い。4巻目の途中くらいまでは、面白かった。山を挟んだ向かいに住むミステリアスな男、死ん…

131回目「PERFECT DAYS」(ヴィム・ヴェンダース監督)

ヴィム・ヴェンダースが撮った東京を舞台にした映画。役所広司が主演。自分の周りの映画好き界隈では俄かに話題になっている。というわけで、アマプラで遅ればせながら鑑賞した。 正直、そこまで面白くはないけれど、なんとなく見てしまう。で、ちょっとした…