松本雄貴のブログ

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30回目 旅の記録:インド編③

③ヴァラナシ

アーグラーでタージ・マハルを見て、さて次はどこに行こうかなと思案した結果、ガンジス河が流れている街、ヴァラナシに行くことにした。

 

アーグラーで泊まった宿のおじさんが、ヴァラナシまでの切符を手配をしてくれた。駅で切符を買おうとすると、切符売り場に辿り着くまでに無駄な労力がかかることは、デリーで経験済みなので、宿のおじさんに有料でお願いしたのだ。

おじさんが買ってきてくれた切符は夜中発の列車だったので、まだ時間はかなりある。だから、アーグラーでちょっと良い食事をした。

 

オーソドックスなインドの食事

↑これが、インドでのちょっとよい食事である。

普段は↓のような食事ばっか。

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食事を済ませても、まだ出発時間まで3時間ほどあるので、荷物を預けている宿に戻り、ロビーで本を読んだりして時間を潰していたのだが、、どうも体調が悪い。やはり、インドというカオス的な街に滞在しているうちに疲れが溜まってきたのだろうと、その時はお思っていた。

体調が悪いと言っても、動けないほどではないし、少し下痢気味だけど下痢はインドにおける通過儀礼だし、などと自分を騙し騙し旅を続けていくのだが、数日後、体調はマックスで悪くなる。が、その詳細はまた次回に書く。

列車の中で一夜を過ごし、朝になるとヴァラナシに到着していた。

事前情報によると、ガンジス河沿いの旧市街にゲストハウスが沢山あるみたいなので、取り敢えず、そこを目指す。

 

バックパッカーバックパックを背負って旅する人だが、自分はバックパックではなくスーツケースでインドに来た。日本でバックパックを購入する時間がなかったからだが、デリー、アーグラーでは感じなかったスーツケースの不便さをヴァラナシで痛感することになる。

地面の至る所に、牛の糞が落ちているので、スーツケースを転がすのは実質不可能なのだ。重たいスーツケースの取っ手を持ち、中に浮かせながら移動するのはとても大変なのだ。。

 

駅から旧市街までどのようにして辿り着いたのか、もう憶えていないが、確かインド人のおっさんに案内されたゲストハウスにそのまま泊まることにした。

スーツケースを部屋に置いて、早速、旧市街を散策した。

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ガンジス河の沿岸には、街とガンジス河を繋ぐガートと呼ばれる階段と、それに続く迷路のように細く入り組んだ通路がある。

 

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このガンカーと狭い通路を歩いているだけで、退屈しない。

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ガンジス河で沐浴している人、洗濯している人、用を足している人、など様々な人とその生活が混然一体となっている。

ぶらぶらと歩いているだけで、何か発見がある。いや、何か発見しようとする心じたいが野暮なのかもしれない。

ただ、見ているだけで何時間も過ぎてしまう。

ガンジス河の火葬場を見たときは、少なからず衝撃を受けた。

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また、写真ではうまく伝わらないが、宿のベランダから見る夜明けのガンジス河は、とても美しい。アーグラーでタージ・マハルの人工的な美しさに魅了された後、ガンジス河の自然の美しさに触れる。そうして感傷に耽る間もなく、また街には喧騒がひろがり、騙そうとするインド人が話しかけてくる。毎日がコントのようで何日いても飽きない。ヴァラナシは、自分にとってそんな街だった。

※ガンジス河は、遠くで眺めるの分にはとても美しいが、実際の水はかなり汚いので、軽い気持ちで入るのはオススメできません。破傷風などに罹る危険もあるので、くれぐれも自己責任で。

 

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「久美子の宿」は、まだあるのかな?